☆★☆★☆★☆★☆★
愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史
☆★☆★☆★☆★☆★
大人はなんで不倫をするのだろう

不倫をテーマとした書籍の特集です。人間はなぜ不倫をするのか気持ちがわかるかもしれません。
愛はなぜ終わるのか―結婚・不倫・離婚の自然史

『人の恋愛行動を分析された名著』
書名『愛はなぜ終わるのか』と、オビの「人間は4年で離婚する!?」は衝撃的だった。
当時、この本があるところで、いきなり、文字が目に飛び込んできたことを記憶している。

男性と女性が出会い、恋愛、結婚する過程が、心理学的にも行動学的にも分析されている。

p16 ロマンスの始まる器官はたぶん心臓でも性器でも脳でもなく、目なのだろう。ひとの視線がほほえみを引きおこすことはよくある。

p103 「結婚にしがみついて、残る生涯を不幸に過ごしてはいけない」とカナダのミクマク族はいう。

p106 四年目の浮気 世界62の国の離婚のピーク
    [p107のグラフは、4年目がきわだっている。]

「愛すること」ばかりに目を向けてしまうけど、「別れること」もあるのが人間社会だ。
 ある新聞で、「結婚するより、離婚は3倍のエネルギーが必要です。」との記事を読んだような記憶がある。
 この本を読むことで、「結婚・不倫・離婚の自然史」を学ぶことができる。

 今、ヨーロッパの先進諸国では、結婚という制度が揺らいでいる。
 それにともなって、社会保障制度の整備も進んでいるようだ。

 榊原英資(さかきばらえいすけ)著『幼児化する日本社会』(東洋経済新報社2007年)の第2章・家族の変質・変わる結婚のかたち(p54)も参考になります。

 4年で離婚、これは心理学的にも、「あきる」のかも知れませんね。
 日本の自動車のモデルチェンジが、4年に一度ぐらいにされるのも、「あきる」ことへの対応のようです。
 夫婦には、あきない工夫と努力の積み重ねが必要のようです。

この商品はアマゾンからの購入となりますので、安心してお買い求めください。
次へ
戻る
TOP


(C)大人はなんで不倫をするのだろう


i2i無料WEBパーツ